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鏡餅が売ってない時はどうする?探すべき場所や対処法について

2025年11月18日鏡餅

鏡餅が売ってない時はどうする?探すべき場所や対処法について

年末ギリギリになって「鏡餅 売ってない!」と焦っていませんか?

あるいは、年が明けてから鏡餅が必要になったけど、どこにも見当たらなくて困っているかもしれませんね。

スーパーを何軒か回っても売り切れだったり、コンビニにも置いてなかったりすると、本当に焦りますよね。

スーパーの棚が空っぽになっているのを見ると、「もうどこにも売ってないんじゃ…」と不安になるお気持ち、すごく分かります。

年明けになると、昨日まであったはずの正月飾りコーナーがすっかり無くなっていることも。

この記事では、そんな鏡餅が売ってない状況で、今どこで買えるのか、もし見つからなかった場合の代用アイデアや100均アイテムの活用法、さらには切り餅を使った手作り方法まで、今すぐできる対処法をまとめてみました。

来年のために鏡餅の予約を考えている方にも役立つ情報をお届けしますね。

この記事を読んでわかること
  • 年末に売り切れた時の入手先リスト
  • 年明けに鏡餅が買えない本当の理由
  • 100均アイテムや切り餅での代用・手作り術
  • 来年に向けた高品質な鏡餅の予約情報
目次

鏡餅が売ってない時の緊急入手先

12月下旬、特に28日を過ぎると、スーパーの棚から鏡餅が一気になくなりますよね。

「売り切れ」に直面した時の、スーパー以外の入手先を探ってみましょう。

まだ諦めるのは早いですよ!

大型店がダメでも、意外な場所に残っている可能性は十分にあります。

鏡餅が売り切れだった時の探し方

年末に鏡餅が売り切れてしまうのには、実はハッキリとした理由があります。

これは偶然ではなく、日本の文化と小売業の事情が重なった、ある意味「必然的」な現象なんです。

年末に売り切れる2大要因

1. 縁起の良い日への需要集中

鏡餅は縁起物なので、「いつ飾るか」を気にする方がとても多いです。

特に有名なのが、「九」が「苦」を連想させるとして29日飾りを避ける風習や、「葬儀」を連想させるとして31日の「一夜飾り」を避ける風習ですね。

その結果、多くの人が「12月28日」または「12月30日」に購入・設置しようと集中するわけです。

需要が特定の2日間に一気に押し寄せるため、お店の在庫が一瞬でなくなってしまうんですね。

2. 小売店の在庫リスク

もうひとつは、お店側の事情です。

鏡餅は、お正月が過ぎたら基本的に売れない商品(不良在庫)になってしまいます。

特に生餅タイプは日持ちもしませんし、真空パックでも季節商品であることに変わりはありません。

お店側としては、年明けに大量の売れ残りを抱える「廃棄ロス」は絶対に避けたいところ。

そのため、12月31日までに「ちょうど良く売り切る」ことを目標に、仕入れ量をかなりシビアに調整しています。

つまり、年末の「売り切れ」は、買いたい人の需要が集中する日と、お店側が売り切りたいタイミングが重なった結果とも言えますね。

探し方のコツと狙い目の場所

人気のサイズ、例えば家族で飾るのにちょうど良い中型サイズや、お子さんに人気のキャラクターものから順に売り切れていきます。

大型スーパーで全滅だった場合、中小規模のスーパーや、食料品を扱っているドラッグストアディスカウントストアなどを覗いてみるのが探すコツです。

こうした場所は、大型店に比べて仕入れのタイミングや客層が異なるため、意外と在庫が残っている「穴場」になっていることがありますよ。


鏡餅はスーパー以外だとどこで買える?

スーパーマーケットやホームセンターの正月飾りコーナーが空っぽだったら、次に取るべき行動は、販売チャネル(業態)そのものを変えて探索することです。

① 専門店(米屋・和菓子屋)

地域の昔ながらのお米屋さんや和菓子屋さんでは、スーパーで売られている真空パックとは違う、「杵つき」の「生餅」タイプの本格的な鏡餅を扱っていることがあります。

これらの最大のメリットは、やはり「風味と品質」ですね。

お餅本来の美味しさを味わえます。

ただし、これらの多くは日持ちがしないため「完全予約品」となっているのが基本です。

とはいえ、予約のキャンセル分や、ごく少量の店頭販売分が残っている可能性もゼロではありません。

オンラインで探すより、近くのお店に「今日買える鏡餅、ありませんか?」と直接電話で在庫を問い合わせてみるのが一番確実です。

② 100円ショップ(ダイソーなど)

「食べる」ことよりも「飾る」という目的だけを達成したい場合の緊急回避策として、100円ショップ(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)は非常に優秀です。

食品のお餅そのものは期待できませんが、鏡餅の「飾り」や「置物」が手に入ります。

木製、発泡スロール製、プラスチック製など素材も様々で、かなり精巧なものも増えています。

③ 仏具店・オンラインの「飾り」

ちょっと意外かもしれませんが、仏具店や神具店、または一部のオンラインストアでは、毎年繰り返し使えるプラスチック・樹脂製の「お鏡餅」(中身は空洞)を通年販売していることがあります。

これらは「飾り」専用ですが、カビの心配もなく、毎年使えるので経済的です。

一つ持っておくと「売ってない!」という年末の焦りから解放されるかもしれませんね。

④ 意外な穴場(ドラッグストア・ディスカウント店)

先ほども少し触れましたが、食料品コーナーが充実しているドラッグストアや、ドン・キホーテのようなディスカウントストアは、見落としがちな穴場です。

正月飾り専用の棚は小さくても、お餅コーナーに小型の真空パック鏡餅が残っている可能性があります。

スーパーが全滅だった時は、ぜひチェックしてみてください。


鏡餅をコンビニで探してみる

大型店も穴場も全滅だった…その時の「最後の砦」がコンビニエンスストアです。

セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどでも、手のひらサイズの小型の真空パック入り鏡餅が取り扱われています。

クリスマス商戦が終わった12月26日頃から、レジ横や季節ものコーナーに並び始めますね。

スーパーに比べて店舗あたりの在庫量はかなり少ないですが、24時間営業であり、住宅街に密着しているのが最大の強みです。

コンビニ巡り(ハシゴ)のコツ

1軒目で「売ってない」と諦めず、複数の店舗を「ハシゴ」する覚悟も必要かもしれません。

その際、狙い目なのは「駅前から少し離れた住宅街の店舗」や、逆に年末年始は人が少なくなる「オフィス街の店舗」です。人の流れが主要な店舗と異なるため、在庫が残っている可能性がありますよ。


鏡餅を100均の飾りで作る

先ほども触れましたが、100均(ダイソー、セリア、キャンドゥなど)のアイテムは本当に侮れません。

品揃えは店舗によって異なりますが、DAISO(ダイソー)公式サイトなどで近くの店舗を探してみるのも良いですね。

改めて強調しますが、これらは食品(お餅)ではありません。

あくまで「飾り」「オブジェ」です。

ですが、「飾る」という行為を重視するならば、これほど心強い味方はいません。

100均アイテムの組み合わせ例

最近は、ただの置物だけでなく「パーツ」も充実しています。

  • お餅を乗せる「三方(さんぽう)」(台)
  • 鏡餅の形の置物(木製、発泡スロール製、ちりめん細工風など)
  • 橙(だいだい)や裏白、御幣(ごへい)、水引などの飾りパーツ

例えば、「小さな三方」+「木製の鏡餅オブジェ」+「水引パーツ」を組み合わせるだけでも、かなり本格的でオシャレな雰囲気が出ます。

これらを飾りつつ、鏡開きに食べる用のお餅は、別途スーパーで「切り餅」を購入しておけばバッチリですね。


鏡餅を代用するためのアイデア

どうしても鏡餅そのもの(食品も飾りも)が入手不可能な場合、鏡餅が持つ本来の役割を「①飾る(年神様の依り代)」と「②食べる(鏡開き)」の2つに分解して考えてみましょう。

A:「飾る」を代用する(形)

これは、100均の置物や樹脂製のお鏡餅を利用する方法です。

もしお餅を乗せる台(三方)がなくても、慌てなくて大丈夫。

お皿や折敷(おしき)の上に、「和紙」や「半紙」などの白い紙を敷くことで、正式な代用となります。

これは、神聖な場所を区切るという意味があります。

もし和紙がなければ、最悪の場合、白いコピー用紙でも構いません。

気持ちが大切です。

また、鏡餅の上に乗せる「橙(だいだい)」は、家が「代々(だいだい)栄えるように」という願いが込められたもの。

これも手に入らなければ、家庭にある「みかん」(できれば葉っぱ付き)で十分に代用できますよ。

B:「食べる」を代用する(中身)

鏡開き(1月11日など)に食べるお餅は、年神様の力が宿った「御霊(みたま)」をいただくという意味があります。

これは、スーパーなどで通年販売されている「切り餅」や「丸餅」で全く問題ありません。

同じお米から作られたお餅であることに変わりはありませんからね。

鏡餅が手に入らなくても、切り餅を買っておいて、鏡開きの日にお雑煮やおしるこにして「今年も一年、健康でいられますように」と願って食べる。

それだけでも立派な風習の実践だと思います。

「飾り」は100均アイテムで、「食べる」のは切り餅で、と割り切るのが、年末ギリギリの賢い選択かもしれません。


鏡餅が売ってない!年明けの対処法

年が明けてから「あ!鏡餅を飾り忘れてた」「やっぱり飾りたい」と思うこともありますよね。

でも、1月に入るとパタッと店頭から消えてしまいます。

なぜ年明けは売ってないのか、その理由と対処法を見ていきましょう。

鏡餅が年明けに買える場所は?

結論からお伝えすると、年が明けてから食品の「鏡餅」を入手するのはほぼ不可能です。

スーパーやコンビニの正月飾りコーナーは、12月31日の営業終了か、遅くとも1月1日の早いうちには撤去されてしまいます。

お店側も、元旦から営業している場合は、すぐに節分やバレンタインの商戦に切り替えたいからです。

オンラインストア(楽天市場など)を検索しても、お正月に間に合う配送は当然終了しており、ほとんどが「入荷待ち」や「来年度の予約案内」になっているはずです。

もし年明けに買えるものがあるとすれば、それは「飾り」として通年扱われている樹脂製のお鏡餅(仏具店・神具店、または通年販売しているECサイト)くらいだと思います。


年明けに売っていない理由とは?

「どうして年明けは売ってないの?」と不思議に思うかもしれませんが、これは鏡餅が持つ「文化的な意味」が深く関係しています。

年神様の『依り代』としての役割

鏡餅は、単なるお正月の飾り物や食品ではなく、新年に各家庭を訪れる「年神様(としがみさま)」をお迎えするための「依り代(よりしろ)」(神様が宿る場所)としての役割があるんです。

玄関に飾る門松が年神様に来ていただくための「目印」なら、鏡餅は年神様が滞在される「居場所」のようなイメージですね。

飾る期間=『松の内』

鏡餅は、年神様が家に滞在してくださる「松の内」の期間にお供えしておくものです。

「松の内」は、一般的に1月1日から1月7日までとされています。
(出典:東京都神社庁「四季の祭りと行事(1)」
※地域によっては1月15日までのところもあります。

鏡餅は「事前に準備」するもの

年神様は「元旦」にいらっしゃるとされています。そのため、お迎えする側の私たちは、年神様が来られる「前に」準備を済ませておく必要があります。

これが、年が明けた1月1日以降に新しく購入して飾る、という習慣が元々ない理由です。

小売店も、この日本の伝統的な風習に基づき、年神様をお迎えする準備期間である12月31日までに販売を完了させることを前提にしているんです。

これが、年明けに鏡餅が売ってない最大の理由です。


鏡餅を切り餅で手作りする

「売り切れで買えなかった…」
「年明けだけど、どうしても鏡餅の形でお供えしたい」

そんな時の最も現実的な緊急回避策が、スーパーで売っている「切り餅」を使った自作です。

12月下旬に鏡餅本体が売り切れていても、切り餅や丸餅のパックなら在庫が残っている可能性が高いですからね。

同じお米からできていますし、何より手作りする「気持ち」がこもっていて素敵だと思います。

切り餅を使った簡単手作りレシピ(詳細版)

電子レンジを使えば、意外と簡単に作れますよ。

  1. 市販の切り餅を4個ほど(大小2段にするため)用意します。
  2. 耐熱容器に切り餅を入れ、かぶるくらいの水を加えます。
  3. 電子レンジ(600W目安)で2〜3分、お餅が柔らかく膨らんでくるまで加熱します。(※W数やお餅の個数で時間は調整してください)
  4. お湯を捨てます(火傷に注意!)。
  5. 片栗粉(またはコーンスターチ)をまぶした手や台の上で、熱いうちにこねてまとめます。
  6. お餅を2等分し、片方を少し多めにして大小の丸い形に整えます。ひび割れしやすい場合は、手に少し水をつけると成形しやすくなります。
  7. 大小2つの丸餅を重ねます。
  8. 最後に、橙(だいだい)の代わりに家庭にある「みかん」(葉っぱ付きだとなお良いですね)を乗せれば完成です!

火傷には十分注意してください

レンジで加熱した直後のお餅は非常に熱いです。水を少し手につけながら作業する、または清潔な軍手の上から食品用ポリ袋をかぶせてこねるなど、火傷にはくれぐれも注意してくださいね。

これなら、「飾りたい」と「(鏡開きに)食べたい」の両方を満たせますね。


鏡餅はいつまで飾る?

鏡餅を飾っておく期間は、年神様が家に滞在してくださる「松の内」までとされています。

「松の内」の期間(地域差)

この「松の内」の期間は、地域によって違いがあります。

  • 関東地方: 一般的に1月7日まで
  • 関西地方: 1月15日まで(小正月)とする地域が多いです。

ご自身の地域がどちらか分からない場合は、一般的に7日までと覚えておけば大きな間違いはないかなと思います。

「鏡開き」の日付と意味

そして、年神様をお送りしてから(松の内が終わったら)、お供えしていた鏡餅を下げて家族で食べるのが「鏡開き」です。

  • 関東地方: 1月11日に行うのが一般的です。
  • 関西地方: 1月15日や20日に行う地域もあります。

武家社会の風習から、「切る」や「割る」という言葉を嫌い、縁起の良い「開く」という言葉が使われるようになったそうですよ。

この鏡餅を食べる行為には、年神様の力が宿ったお餅をいただくことで、その年の無病息災を祈るという意味が込められています。

もし年明けに鏡餅を飾れなかったとしても、この「鏡開き」の風習だけでも体験するために、お近くの鏡開きの日付に合わせて、切り餅をお雑煮やおしるこにして食べるのはとても素敵だと思いますよ。

こうした切り餅のアレンジレシピは、サトウ食品「切り餅」レシピページのようなメーカーサイトにもたくさん載っているので、参考にするのも楽しいかもしれません。


鏡餅の予約はいつから?(来年用)

「年末にバタバタするのはもう嫌だなぁ」
「来年こそは、スーパーのパックじゃなくて、昔ながらの美味しいお餅を飾りたい」

そう思った方には、「予約」という選択肢を強くおすすめします。

スーパーで売られている真空パックの鏡餅とは別に、お米屋さんや和菓子屋さん、専門のオンラインショップが作る、高品質な「生餅」の鏡餅市場があります。

なぜ「生餅」は予約が必須なのか

これらは杵つきであったり、無添加であったり、サイズ(3合、5合、一升など)も細かく選べるのが特徴です。

その分、日持ちがしない(カビやすい)ため、作り置きができません。

お店側も需要を正確に予測するのが難しいため、そのほとんどが「完全予約品」となっています。

予約のメリットとスケジュール感

予約のメリットは、何と言っても「美味しいお餅を」「確実に」「年末に焦らず」手に入れられることですね。

ただし、スケジュール感が年末ギリギリとは全く異なります。

予約開始は「秋」から!

驚くかもしれませんが、これらの専門店の予約開始時期は非常に早いです。

  • 早いところでは10月頃から
  • 一般的に11月頃には予約がスタートします。

そして12月中旬頃には締め切られ、年神様を迎える準備に間に合うよう、年末(27日頃まで)に発送・受け取り、というスケジュールが一般的です。人気のお店のものは、11月中に完売してしまうことも珍しくありません。

来年、質の良い鏡餅を確実に手に入れたい方は、秋頃になったら「鏡餅 予約」といったキーワードで探し始めてみると良いかもですね。


鏡餅が売ってない場合の対処法まとめ

最後に、「鏡餅 売ってない!」と焦った時の対処法を状況別にまとめますね。

【状況別】鏡餅が入手できない時の対処法

A:年末(12月下旬)に売り切れていたら

  • スーパー以外(コンビニ、米屋・和菓子屋、ドラッグストア)を電話確認も活用しつつ探す。
  • 「飾り」として割り切るなら、100均や仏具店をチェック。
  • 最終手段は、スーパーに残っている「切り餅」で手作りする。
  • 「食べる」用として「切り餅」を確保し、「飾る」のは100均アイテムなどで代用する。

B:年が明けて(1月)しまったら

  • 食品の鏡餅の入手はほぼ不可能と理解する。
  • (文化的背景として)鏡餅は年神様を「迎える前」に準備するものだと知る。
  • 鏡開きの日に「切り餅」をお雑煮などにして食べ、風習(無病息災を祈る)だけでも体験する。
  • 来年のために「予約」の情報をチェックし始める。

鏡餅が売ってないと本当に焦ってしまいますが、一番大切なのは、新しい年の年神様をお迎えする気持ちや、家族の一年間の無病息災を願う心だと私は思います。

鏡餅はあくまでその「象徴」です。

どうしても見つからない時は、今回ご紹介した代用や手作りの方法で、ご自身のできる範囲でお正月を迎えてみてくださいね。

形は違っても、その気持ちはきっと年神様に届くはずです。

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