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手作り鏡餅の保存のコツとは?常温でのカビ対策や置き場所の工夫

2025年11月18日鏡餅

手作り鏡餅の保存のコツとは?常温でのカビ対策や置き場所の工夫

お正月に心を込めて用意した手作りの鏡餅。

鏡開きの日まで、美しく神聖な姿を保ったままお供えしたいものです。

しかし、市販品とは違い、つきたての手作りお餅は水分が非常に多く、保存方法に悩む方は多いのではないでしょうか。

特に常温で飾っていると、すぐに青や黒の点々が…といったカビ対策の問題は避けて通れません。

せっかくのお餅をカビさせずに最後まで美しく保ち、鏡開きの日に美味しくいただくための具体的な保存のコツや、万が一カビが生えてしまった場合の正しい対処法について、詳しく解説していきます。

この記事を読んでわかること
  • 手作り鏡餅の基本的な保存方法
  • カビを予防する具体的なテクニック
  • カビが生えてしまった場合の正しい対処法
  • 硬くなった鏡餅の活用方法

手作り鏡餅の保存方法やカビ対策とは

この章の内容
  • 手作り鏡餅の保存方法やカビ対策について
  • 常温でお餅を保存するには工夫が必要
  • 鏡餅にカビが生えないようにする方法は?
  • カビ防止にラップを使用する方法
  • エタノールを吹き付ける方法
  • カビ対策でわさびを利用する方法
  • つきたてのお餅の保存方法のコツは?

手作り鏡餅の保存方法やカビ対策について

手作りの鏡餅は、スーパーマーケットなどで販売されている市販の真空パック詰め製品とは、保存の観点で全く異なるものです。

市販品は、カビの発生を防ぐために脱酸素剤が封入されていたり、保存料が使用されていたりしますが、手作り鏡餅にはそうした添加物が一切ありません

お餅は、カビの栄養源となるデンプン(炭水化物)と豊富な水分を含んでいます。

これに室内の空気(酸素)が加わることで、カビにとっては最高の繁殖環境が整ってしまうのです。

特に現代の住宅は気密性が高く、冬場でも暖房や加湿器の使用によって、室温や湿度が一年を通して比較的高く保たれがちです。

カビが好む環境とは?

カビの多くは、温度が20℃~30℃、湿度が80%以上の環境で最も活発に繁殖すると言われています。

(出典:文部科学省「カビの生物学的特徴について」

これは、まさしく冬のリビングなどの温かい室内に当てはまります。

リビングの床の間や棚の上に飾っておくと、わずか数日でカビが発生し始めても不思議ではありません。

このため、心を込めて作った鏡餅を鏡開きまで美しく保つには、カビの発生条件である「栄養」「水分」「酸素」「温度」のいずれかを、いかに断ち切るかというカビ対策が不可欠となります。

具体的には、「温度を下げる(涼しい場所に置く)」「酸素を遮断する(ラップなどで包む)」「殺菌する(アルコールなどを利用する)」といった複数のアプローチを、生活環境に合わせて組み合わせることが重要になります。


常温でお餅を保存するには工夫が必要

鏡餅は年神様へのお供え物であり、人々の集まる場所や神聖な場所(床の間、神棚など)に飾るのが伝統です。

しかし、前述の通り、暖房が効いた暖かい部屋での常温保存は、カビとの戦いになります。

もし常温でお飾りしながら保存する場合は、家の中でもできるだけ温度と湿度が低く、風通しの良い場所を選ぶ必要があります。

暖房の温風や加湿器の蒸気が直接当たる場所は、絶対に避けなければなりません。

常温保存・お飾りに適した場所の例

  • 玄関:家の中で最も温度が低くなりやすい場所の一つです。ただし、人の出入りで外気の湿気が入る可能性もあります。
  • 暖房の入っていない廊下:暖房の影響を受けにくく、比較的低温が保たれます。
  • 北向きの和室(床の間):直射日光が当たらず、暖房を入れていない場合は、伝統的な飾り場所として適しています。

このように、リビングなどの生活空間から離れた、涼しい場所を選ぶことがカビ対策の第一歩です。

ただし、どれだけ涼しい場所を選んでも、現代の住宅環境においてカビの発生を100%防ぎながら長期間常温で飾り続けるのは、非常に難しいのが実情です。

そのため、涼しい場所に置くという基本対策とあわせて、後述するラップやアルコールなどを用いた積極的な予防策を併用することが、現実的な方法となります。


鏡餅にカビが生えないようにする方法は?

鏡餅にカビを生えさせないためには、お餅を作る段階から飾り終えるまで、いくつかの予防策を組み合わせて実行することが最も効果的です。

まず、お餅を成形する段階で素手で触らないことが非常に重要です。

私たちの手には、目には見えない雑菌やカビの胞子が多数付着しています。

これがお餅に移ることで、そこからカビが発生する原因となることがあります。

餅つきの後、鏡餅の形を整える際は、必ず使い捨てのビニール手袋を着用するか、ラップ越しに行うように細心の注意を払いましょう。

また、カビは湿気がこもりやすい場所から発生します。

鏡餅の場合、お餅同士が接する面(上下の餅の間)や、お餅と橙(だいだい)が触れる部分、お皿と接する底面が、特にカビが発生しやすい「弱点」となります。

接触面の通気性を確保する工夫

古くからの知恵として、お餅同士の間に、小さく切った割り箸を数カ所挟んだり、爪楊枝を刺したりして、意図的に隙間を作る方法があります。

これにより空気の通り道が確保され、湿気がこもるのを防ぎ、カビの発生を物理的に抑える効果が期待できます。

これらの基本的な対策に加えて、より積極的にカビの発生を防ぐための具体的なアイテムを使った方法を、次にご紹介します。


カビ防止にラップを使用する方法

カビは「好気性菌」の一種であり、その繁殖には酸素が不可欠です。

そこで、ラップを使ってお餅をぴったりと包み込み、酸素を遮断する方法は、家庭でできる最も手軽で効果的なカビ防止策の一つです。

つきたてのお餅が完全に冷めたことを確認してから、シワや空気が入らないように注意しながら、鏡餅全体をラップで覆ってください。

少しでも隙間があると、そこから空気が入り込みカビの原因となります。

特にお餅の底面まで含めて、隙間なく密着させることが成功のコツです。

この方法はカビ対策と同時に、お餅の水分が蒸発するのを防ぐ効果もあります。

そのため、鏡餅が乾燥によってカチカチに硬くなったり、表面にひび割れが入ったりするのを防ぐことにも役立ちます。

ラップで包む際の最重要注意点

絶対に、つきたての熱い状態や、まだ中心部が温かい状態でお餅をラップで包むないでください。

内部にこもった水蒸気(湯気)がラップの内側で結露し、お餅の表面が水滴で濡れた状態になります。

これは逆にカビにとって最適な高湿度の環境を作り出してしまい、カビの大発生を招く原因となります。

必ずお餅の粗熱が完全に取れ、中心部までしっかり冷めてから包むように徹底しましょう。


エタノールを吹き付ける方法

アルコールの持つ強力な殺菌効果を利用して、お餅の表面に付着した可能性のあるカビの胞子を殺菌し、その後の繁殖を防ぐ方法も広く知られています。

使用するアルコールは、ドラッグストアなどで入手できる消毒用エタノール、またはアルコール度数が35度以上ある焼酎(ホワイトリカー、甲類焼酎)が適しています。

カビ対策に使えないアルコール

日本酒やワイン、みりんといった醸造酒や、糖分を含むお酒は使用しないでください。

これらはアルコール度数が低い(15%程度)上に、カビの栄養源となる糖分やアミノ酸が豊富に含まれているため、吹きかけると逆効果になり、カビの発生を促進させてしまいます。

必ず度数の高い蒸留酒か、食品にも使用可能な消毒用アルコールを選んでください。

【対策の手順】

  1. 清潔なスプレーボトル(アルコール対応のもの)に、消毒用エタノールまたは焼酎を入れます。
  2. お餅の表面全体に、まんべんなく(濡れる程度に)吹きかけます。
  3. スプレーボトルがない場合は、キッチンペーパーや清潔な布にアルコールをたっぷりと染み込ませ、お餅の表面を優しく拭き上げます。お餅同士の接触面も忘れずに拭きましょう。

医療用医薬品なども製造する健栄製薬のコラムによれば、殺菌効果のあるエタノールは口にしても無害であるため、お餅のカビ対策に有効であるとされています。

飾る前にこの殺菌処理を行っておくことで、カビの発生を長期間抑える効果が期待できます。


カビ対策でわさびを利用する方法

わさびやカラシには、特有のツーンとした辛味成分である「アリルイソチオシアネート」が含まれています。

この成分は揮発性(気体になりやすい)が高く、空気中に広がることで強力な抗菌・防カビ効果を発揮します。

お弁当用の抗菌シートなどにも応用されているこの原理を利用したカビ対策も、非常に有効です。

鏡餅を密閉容器に入れて保存する場合(飾らない場合)は、チューブ入りの練りわさびや練りカラシを小皿やアルミカップに入れて一緒に入れておくだけで、わさびの成分が容器内に充満し、カビの繁殖を抑制します。

鏡餅を飾る場合は、わさびの成分がお餅の周囲に留まるように工夫する必要があります。

わさび成分の活用法(お飾り向け)

  • お餅の底面(お皿に接する部分)に、わさびを薄く塗ったキッチンペーパーや抗菌シートを敷く。
  • お餅とお餅の間に、少量のわさびを挟む。
  • お刺身に付属する小袋のわさびを、鏡餅と一緒にラップで包み込む(ラップ使用時)。

さらに、お餅をつく段階で粉わさびを少量一緒に練り込むという方法を実践している例もあります。

わさびの抗菌効果に関する研究レポート(出典:三和食品株式会社「わさびの抗菌・抗カビ性」)でも、その効果は科学的にも認められています。

ただし、わさびの抗菌成分は時間と共に揮発して効果が薄れてしまいます。

特にラップをせずに飾る場合は、効果を持続させるために定期的に新しいものと交換する必要があります。


つきたてのお餅の保存方法のコツは?

つきたてのお餅を扱う上で最も重要なコツは、熱いうちに手早く成形し、その後は急速に、そして中心部までしっかりと冷ますことです。

カビ対策の観点からは、成形時に使用する餅とり粉(片栗粉や上新粉)を必要最小限にすることも重要なポイントです。

餅とり粉はデンプンであり、カビの格好の栄養源となります。

特に湿気を吸うと、そこから優先的にカビが発生する原因となってしまいます。

可能であれば餅とり粉の使用を避け、手や台に水をつける(手水)だけで成形するのが理想ですが、難しい場合は使用量を最小限に留め、飾る前によく払い落としましょう。

お餅が完全に冷めたら、鏡餅として飾る分以外は、すぐに冷凍保存するのが最も確実で長期的な保存方法です。

お餅の長期冷凍保存の手順

1. お餅を1食分ずつ(または1個ずつ)、空気が入らないようにラップでぴったりと包みます。

2. さらにフリーザーバッグ(ジッパー付き保存袋)に入れ、袋の中の空気をできるだけ抜いて(ストローなどを使うと便利です)密閉します。

3. 熱伝導の良い金属製のバットなどに乗せて冷凍庫に入れると、急速に冷凍できるため、お餅の食感や風味を損なわずに保存できます。

この方法であれば、数ヶ月程度の保存が可能です。

ただし、冷凍庫内でも「冷凍焼け」などで徐々に風味は落ちていきます。

美味しく食べるためには、1〜2ヶ月程度を目安に食べきるのがおすすめです。

もし数日以内に食べきる場合は、同様にラップで包んで冷蔵庫で保存することもできます。

ただし、冷蔵庫内でもカビが生える(低温に強いカビも存在します)可能性があるため、過信は禁物です。

冷蔵保存はあくまで「一時的な保存」と考え、1週間程度を目安にしましょう。


手作り鏡餅を保存する時の注意点は?

この章の内容
  • 鏡餅にカビが生えたらどうすればいい?
  • 餅のカビの取り方は?カビたら食べない方がいい?
  • 餅が腐っているかどうかはどうやって見分ける?
  • カチカチになった鏡餅はどうすればいい?

鏡餅にカビが生えたらどうすればいい?

鏡餅にカビ(緑、黒、青、赤など)を発見した場合、非常に残念ですが、そのお餅は食べずに処分することを強く推奨します。

昔は「カビの部分だけ包丁で削り取れば食べられる」と言われることもありましたが、現代の知見ではこれは非常に危険な行為とされています。

私たちが目視できる表面の色がついたカビは、植物でいえば「花」や「実」のようなものに過ぎません。

お餅の内部には、目には見えない「菌糸」と呼ばれるカビの根が、すでに深くまで張り巡らされている可能性が非常に高いのです。

表面を削り取ったとしても、内部の菌糸を取り除くことはできません。

カビ毒(マイコトキシン)の危険性

カビの種類によっては、発がん性を持つなど人体に極めて有害な毒素(マイコトキシン)を作り出すものがあります。

これらの毒素は非常に熱に強く、焼いたり煮たりする加熱調理をしても、分解されたり無害化されたりすることはありません

カビが生えた鏡餅を食べることは、腹痛や下痢といった急性食中毒だけでなく、長期的にはアレルギーの原因となったり、肝障害や腎障害といった深刻な健康被害を引き起こしたりするリスクを伴います。

年神様へのお供え物を処分するのは心苦しいかもしれませんが、家族の健康を守ることを最優先し、カビが生えた鏡餅は感謝の気持ちを持ってあきらめ、処分するようにしましょう。


餅のカビの取り方は?カビたら食べない方がいい?

前述の通り、鏡餅にカビが生えてしまった場合、医学的・衛生的に安全な「カビの取り方」は存在しません

結論として、カビたら食べない方がいいというのが、現代の食品衛生における鉄則です。

お餅に生えるカビには、比較的見慣れた緑色のコウジカビ、青色のアオカビ、黒色のクロカビから、毒性が強いとされる赤カビ(フザリウム属など)や黄色カビ(カワキコウジカビなど)まで、実に様々な種類があります。

これらのカビを素人が見た目で判断し、「このカビは安全だ」と区別することは不可能です。

表面に見えるカビは氷山の一角であり、お餅の内部はすでに目に見えない菌糸と、カビ毒(産生する種類の場合)によって汚染されている可能性が高いと考えるべきです。

「もったいない」という考えが招くリスク

「昔の人はカビを削って食べていた」「焼けば大丈夫」という話もありますが、それは食品が非常に貴重で、カビ毒のリスクが科学的に解明されていなかった時代の習慣に過ぎません。

カビの危険性が明らかになった現代において、「お餅のカビは無害」という考えは危険な迷信です。

ご自身やご家族の健康を守るため、カビが生えたお餅は絶対に食べないでください。

もし誤ってカビの生えたお餅を食べてしまい、その後に腹痛、嘔吐、下痢などの体調不良を感じた場合は、食べたものを持参するか状況を説明し、速やかに医療機関を受診してください。


餅が腐っているかどうかはどうやって見分ける?

お餅の劣化は、カビの発生が最も分かりやすいサインです。

しかし、カビ以外にも「腐っている」状態、すなわち細菌などが繁殖して変質しているサインを見分けることが重要です。

カビが生えていなくても、以下のような状態が見られた場合は危険です。

【カビ以外の劣化・腐敗のサイン】

  • 異臭:カビ臭さとは異なる、明らかな酸っぱい臭い(腐敗臭)や、納芋のようなアンモニア臭がする場合。
  • ぬめり:お餅の表面がネバネバと粘り気を持ち、糸を引くような状態。これは細菌が繁殖しているサインです。
  • 変色:カビの斑点とは異なり、お餅全体がなんとなくピンク色やオレンジ色、黄色っぽく変色している場合。

特に、お餅の表面に現れるピンク色やオレンジ色の斑点・変色は、「アカパンカビ」というカビの一種や、セラチア菌などの他の細菌が繁殖している可能性が指摘されています。

これらは風味が著しく悪化するだけでなく、食中毒の原因となる可能性があるため注意が必要です。

また、白いカビは餅とり粉と見分けがつきにくいことがありますが、カビの場合はふわふわとした綿毛のような形状であったり、餅とり粉にはないカビ特有の臭い(絵の具や土のような臭い)がしたりします。

少しでも「いつもと違う」「おかしい」と感じた場合は、カビが生えた時と同様に、食べるのを中止し、処分してください。


カチカチになった鏡餅はどうすればいい?

カビ対策に成功し、鏡開きまで無事に保存できた鏡餅も、お供えしている間の乾燥によってカチカチに硬くなっていることがほとんどです。

この状態のお餅に包丁などの刃物を入れるのは、武家社会の風習から「切腹」を連想させ縁起が悪いとされるだけでなく、お餅が非常に硬いため刃が滑ったり欠けたりして、大怪我をする危険があるため推奨されません。

伝統的な方法は、木槌(きづち)などで叩き割る「鏡開き」ですが、現代の一般家庭に木槌がないことも多いでしょう。

安全に柔らかくして食べるには、まず水に浸けてふやかす方法が最も簡単です。

硬いお餅を安全に柔らかくする方法

大きめのボウルや鍋にカチカチの鏡餅を入れ、お餅全体が完全に浸かるようにたっぷりの水を注ぎます。

そのままの状態で、半日~1日(お餅の硬さや大きさによります)浸けておくと、表面から徐々に水分を吸って柔らかくなってきます。

(この水は、カビを防ぐためにも毎日取り替える「水餅」という保存方法としても知られています。)

ある程度柔らかくなったら、手で小さくちぎれるようになります。

それを耐熱皿に移して電子レンジで加熱したり、新しい水と一緒に鍋に入れて火にかけ、ゆっくりと茹でたりする(水餅)ことで、つきたてに近い柔らかさを取り戻すことができます。

また、硬い状態のまま金槌(かなづち)などで(清潔な布巾などに包んでから)細かく割り、数日間天日干しにして完全に乾燥させれば、油で揚げて美味しい「揚げ餅(かきもち)」として楽しむこともできます。


手作り鏡餅の保存方法やカビ対策のまとめ

この記事の重要なポイントを、箇条書きにてまとめます。

  • 手作り鏡餅は添加物がないためカビ対策が必須
  • カビ対策は「温度」「酸素」「殺菌」の組み合わせが鍵
  • 常温保存は玄関や北側の和室など涼しい場所を選ぶ
  • お餅を成形する際は素手で触らずビニール手袋を着用する
  • お餅同士の間に割り箸を挟むなど通気性を確保する工夫も有効
  • カビ防止にラップで包む際は完全に冷めてから酸素を遮断する
  • 消毒用エタノールや35度以上の焼酎を表面に塗布・噴霧すると殺菌効果が期待できる
  • わさびやカラシの揮発性抗菌成分もカビ予防に役立つ
  • 餅とり粉はカビの栄養源になるため使用は最小限に留める
  • 鏡餅として飾らない分は速やかに冷凍保存するのが最も確実
  • カビが生えた餅は表面を削っても内部に菌糸が残るため安全ではない
  • カビ毒は加熱しても分解されないため非常に危険
  • 健康を守るためカビが生えたお餅は食べずに処分する
  • 異臭やぬめり、ピンク色やオレンジ色の変色も劣化のサイン
  • カチカチに硬くなった鏡餅は包丁を使わず水に浸けてふやかす
  • 硬いまま細かく割り、天日干しにして揚げ餅(かきもち)にするのも伝統的な食べ方

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